神様の国 6

内宮の参拝を無事に終え、なんだか私たち2人、ヘトヘトでした。

とりあえずご飯を食べよう!ということになり、内宮の近くの「おはらい町」「おかげ横丁」に繰り出しました。
それでも暑くて暑くて。。。

2人無言でした(笑)

やっとのことで入ったカフェで、しばし休憩。
座っても、この私たちが!あの私たちが!ほぼ無言です。

本当に暑かったもん。
梅雨時期の、暑さにまだ慣れてない体には、苦行ですよ。
やっぱり冬生まれの人は暑さに弱いのかな。
冬の寒さは結構耐えられるんですけどね~。

いい加減経ってから、よっこらしょと重い腰を上げて帰路につきました。


友達が行きたいと言っていた内宮近くの「猿田彦神社」(だったよね?)に参拝しつつ伊勢市駅に向かいました。
こちらも縁結びの神様。

私たちがお参りする前に、随分長いこと手を合わせる妙齢の女性がいました。
本当に必死にお祈りしている感じ・・・。
必死なんだろうな。。。


おかげで、その人の必死のお祈りが終わるまで、私、いろいろ考えちゃいました☆
私は何もお願いしなかったけど。
「お願いしちゃいけない」ってガイドさんが言ってたし。




でもさ、来るべき時に来るべきものは来るんだよね。
必死に祈ったって、もがいたってどうにもならないことはあるんだよね。
努力は大事だけどね。


私、自分の運命って本当はもう決まってるんじゃないかって思う時があるんです。
一本のレールみたいなものに乗っかって、行き先とか、途中駅とか、終点までの長さとか、本当はもう決まってるんじゃないかって。
で、そこに乗ってるトロッコを一生懸命走らせるのは自分。
努力した分進むし、怠ったら止まっちゃう。
焦ってスピードだしすぎたり、こぐタイミングが乱れちゃうと脱線しちゃうの。立て直すの大変(笑)

途中でいろんな線(人)と交わったり、分岐があったり、どっちに行くか決めるのは自分だけど、終着点は一緒なの。
で、どんどん進んでいくうちに、トロッコのこぎ方のコツをつかんで上手に進めるようになったり、上り坂でこぐのが大変になったりすることもあるんじゃないかな~って。

で、途中の駅で、一緒にトロッコこいでくれる人が乗ってきてくれたりしたら、助け合って、上り坂でももっとうまく進めるようになったり。
一緒に乗ってる人が、疲れたり怪我したりサボったりしたら、重くて大変になったり。

でも、重くても一緒に進んでいきたいって思ったらずっと一緒のトロッコに乗って終点まで行けるんだよね。

その終点は、私の中では、死ぬときに「幸せな人生だった」って思えること・・・の予定です♪
オメデタイ女だな、私(笑)





私の大切な人が言った言葉が、ずっと忘れられません。

七夕の時に、「なにかお願い事ない?」って聞いたら
「大切な人が健康で幸せでありますように」って書いてって。
「月並みだなぁ(笑)」って返したら、
「自分でどうにもできないことはあるからね。でも、自分でどうにかできることは自分でどうにかします」だって。

すごく素敵だと思いました。
なんだか感動したの。
こういう人に会えてよかった~って。

彼なら、たゆまず怠らず、一生懸命トロッコこぐんだろうな。
きっと幸せな終点にたどりつける気がする。

私も、あせらず、たゆまず、おこたらずトロッコこぎ続けようって思いました。
そしたら、オメデタイ終点つけるよね♪




伊勢の旅は、いろんなことを考えるきっかけになった旅でした。
誘ってくれた友達に感謝です。

「ありがとう」
 ↑こういう心こそが神様なんだと思いました。

by nokinoki_yasuko | 2010-07-31 15:46 | 旅行  

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